杉並の住宅地の袋地突き当りの旗竿敷地に建つ、夫婦と子供のための、フリー（可変）であることと家事ラクにこだわった住まいです。

南北に細長い旗敷地に、南北のみ大きく開く連続した門型フレームを確保し、その中に大きな吹き抜けを持つ土間空間のLDKと庭に繋がる和室を作っています。
２階には土間リビングから繋がるスカイリビングや、将来の子供部屋にもなる多目的なギャラリーを設け、周囲からは想像できない開放感と、光と風を十分に取り込む住まいとなっています。

家事計画は、LDKに平行して玄関収納、食品庫、クローゼット、水廻りと連続する収納を兼ねたバック動線を作り、裏側に持っていくだけで簡単に片付けられる住まいになっています。

設備では、寒さに極端に弱いご主人も快適に過ごせるよう、土間コンクリートからなる１階の床には全面に土壌蓄熱式床暖房を採用し、１階と基礎全面が暖房となりふく射熱を発する形で、自然な暖かさを保っています。また、南北の素直な風の道をしっかり確保し、周囲や内部の変化に影響されず、年間を通して快適な住まいになっています。

木造ながら2.7ｍの片持ちによる大胆な外観と、施主こだわりの青いカラー鋼板や素材が見えることをテーマに、とことん広さにこだわる住宅を坪単価60万以下で実現しています。