狭小地に建つ木造三階建て住宅

20坪に満たない狭小地に建つ木造三階建ての住宅です。

東京都大田区

幸い建築主が購入された敷地が東南の角地側で前面道路の幅員が6.9mと6.5mと広かったことと、南側道路を境にこちらの敷地までが第1種中高層住居専用地域で道路から南側は第1種低層住居専用地域となっていたため、東面と南面のファサードを工夫するとともに内部の採光と風通しを考慮して開口部を決めました。

また、西側隣地には2階建てアパートが、一方で同時に売り出されていた北側隣地には早くも3階 建て住宅が建っていたので、西側と北側には極力開口部は設けずに風通し用に小さな窓のみを設けました。
敷地近くには交通量の多い幹線道路が走っており、排気ガスによる外壁の汚れ等を考慮し外壁はメンテナンスが容易なガルバリウム鋼板を用い、色はシルバーとブラックの2色でデザインしました。

敷地が狭く北側斜線制限の影響を受ける部分は、天井高があまり必要とされない水廻り設備スペースを北側の1ヶ所にまとめることで、コストを下げることもできました。

小さい住宅ながらも各階に収納スペースがあり、生活の中心であるリビング、ダイニングとキッチンを日当たりの良い2階に配置して、1階に主寝室、3階には子供室を配置して子供室へは常に2階リビングを通っていくプランにし、お子様が幼少であることや機能性を考慮して、玄関ドアを除いて内部の扉はすべて引き戸にしました。

工事規模 敷地面積:60.42㎡ / 建築面積:-㎡ / 延床面積:100.27㎡
構造 木造・地上3階建て
竣工時期 2007年12月
予算 -万円
施工会社
用途 住居
設計デザイナー 三浦尚人

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