上目黒の家

奥まった敷地でもしっかりと採光し空間の広がりを魅せたの個人住宅。

東京都目黒区

本計画地は目黒区に位置し、もともと一区画であった敷地を5区画に分けて新たにミニ開発として分譲された土地である。
敷地は、5区画の中で南側が位置指定道路の行き止まりの部分にあたり、道路からの採光や通風や景観は他区画に比べある程度確保できる区画である。
そこで家族のスペースを2階に配置し、主寝室・水廻り・ウォークインクローゼットは1階に計画した。
また家族構成は、夫婦+子供3人(5才、3才、1才)という構成であり、全体計画から検討すると、子供部屋を各室きちんと作ってしまうと家族のスペースを十分に確保することが難しい。
そのため、家族のスペースに連続して将来の子供部屋を配置し、当面は家族のスペースとして使用できるように計画している。
将来子供部屋が必要になった際は、壁から埋込の折れ戸を出して、空間を間仕切ることが可能である。
また敷地は、都心の分譲地で近隣が建て込んでいるため、2階の床・ロフトの床をガラス床とすることにより、1階でもロフトに設けたトップライトの光が差し込むように計画している。
さらに、床にガラスを採用したことが空間をより広がりのあるものとしている。

工事規模 敷地面積:91.92㎡ / 建築面積:54.89㎡ / 延床面積:109.78㎡
構造 木造・2階建て
竣工時期 2005年4月
予算 -万円
施工会社
用途 住居
設計デザイナー 中尾英己

コメントを残す

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

PAGE TOP