我孫子H

立体配置でプライバシーある開放感と収納をつくる。

千葉県我孫子市

手賀沼に程近い環境に恵まれた地域の一角に建つ夫婦と子供のための住宅です。

周囲を住宅やマンションに囲まれ、南はマンションの駐車場から見下ろされる敷地条件ではあるものの、ご夫妻の、「開放感があり明るく風の抜ける家」という要望を実現するため、床下収納を大胆に大きく作ってリビングのレベルを半層分持ち上げ、寝室、子供室といったプライバシーを守る個室ボリュームを上部に異なるレベルで立体的に配置し、2層分の高さの中に3層分のスキップフロアを作ることで、隣地より覗かれることなく上に抜ける視線を確保し、南に大きく開くことを可能としたリビングを作っています。

また、各個室ボリュームにはリビングから外部まで抜ける窓を設け、立体配置との相乗効果により、平面的な広さからは想像できないほどの開放感と広さ、そして部屋の奥まで明るく、風の抜ける快適な環境を実現し、床下を積極的に使った収納力も備わった住まいと
なっています。

工事規模 敷地面積:120.41㎡ / 建築面積:71.98㎡ / 延床面積:116.44㎡
構造 木造(木造軸組工法)・地上2階建て
竣工時期 2008年5月
予算 -万円
施工会社
用途 住居
設計デザイナー 一條 美賀 + 一條 太郎

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