杉並の家

周囲に家が建ち並ぶ30坪の敷地に建つ住宅です。

東京都杉並区

周囲からの視線を遮りつつ、室内と屋外とを開放的につなげることで、守られた安心の中で広がりの感じられる住空間を展開しようと考えました。
敷地が道より1,5m高かったため、この段差を利用し、半分土に埋めるようにコンクリート造で入口階(地階)をつくりました。その上に木造で開放的にリビング・キッチンを形づくりました。
このリビング・キッチンは、広がりを生み出すため南を全面ガラスにし、外に続くテラスに、庇と濡縁により半屋外空間をつくることで、室内外の一体感が高まるようにしました。
一方、テラスの木格子と手摺壁によって外からの視線を隠すとともに、柱梁の水平垂直のリズムが生み出す安定感が生み出され、守られた安らぎの感じられる住空間をめざしました。

 

工事規模 敷地面積:103.79㎡ / 建築面積:51.64㎡ / 延床面積:120.20㎡
構造 木造+RC造・3階建て
竣工時期 1999年
予算 2400万円
施工会社 三合建設
用途 住居
設計デザイナー 西島正樹

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