トライアングル・ハウス

敷地の持つ斜め方向の広がりを建築の構成に生かし、伸びやかな建築空間をめざす。

東京都八王子市

敷地に合わせて、三角形を平面の基調とした計画です。敷地が南に対して45度振れている点、および、斜め方向に景色が開けている点から、45度方向を生かした平面計画を考えました。
3角形と5角形を組合わせた平面を、細長い長方形の敷地の中に組み込むことで、室内の空間変化を生み出すと共に、外部に3角形の庭をいくつも生み出しました。
斜め方向の生み出す広がりによって、開放感のある住空間を実現しています。
また子供室は、斜線制限を逃れる形として、円形の屋根としました。丸い天井によって、包まれた安らぎの感じられる空間を形づくりました。外観は、斜めの造形の持つシャープでな特徴を生かすため、外壁も屋根もシルバー色の金属で一体に仕上げました。

工事規模 敷地面積:152.79㎡ / 建築面積:86.06㎡ / 延床面積:169.67㎡
構造 S造・3階建て
竣工時期 1999年
予算 3800万円
施工会社 河鰭工務店
用途 住居
設計デザイナー 西島正樹

コメントを残す

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

PAGE TOP