東京都品川区
外観デザインは土地の法的規制の限界内で、効率を優先した形態となっていますが、仕様は今後60年、他の賃貸住宅にひけを取らないようにと、現段階で考えられる最も高いものになっています。
各戸の面積も分譲並みの広さで計画しています。外壁は選択に吟味を重ねた特徴のある細めのタイル。その下地には経垂れや剥離の無い、無機質系の外断熱材を同時打ち込みにしてあり、躯体全体が蓄熱体なり、外気温に左右されない温熱環境を有した戸建て並みのレベルの建築となっています。
各戸の配置も、通常のマンションのように画一的に並べるのではなく、メゾネットあり、トップライトの多い戸あり、中庭採光ありと多様に計画しました。
外断熱してあるので、内壁はコンクリート打ち放しが多くなっている部屋もあります。室内は素材感を大事にし、コンクリートと木質を対比させています。
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