朝霞の幹線道路より少し入った敷地に建つ、車が大好きなご主人と、リゾートをイメージした生活を送りたい奥様と子供のための住宅です。

とにかく車が好きで、「友達と集まれる男の隠れ家のようなスペースを備えたガレージ」をご希望するご主人と、車には興味が無く、「自分や子供の友人達を招いてリビングからテラスまで繋がる明るい生活空間を楽しみたい」という奥様の、それぞれのための領域を上下に重ねながらも少しずらしてピロティを挟むことで、お互いの音や距離を気にせず、ほど良い距離で共存できる生活のベースとなる家をローコストで実現しました。
竣工後は友人達と共に作り上げていくことも楽しみ、生活と共に変化していく住まいとなっています。

また、その単純な領域構成をそのまま外観にも表現することで、周囲にはない個性的な表情を持ち、将来車のお店を始めた時にもアイストップとなる形を表情も作っています。