設計デザイナー・建築家と一緒に作るメリット。
土地の探し方
住みたい町を決める
新しい町、新しい家への期待に胸膨らませながら、いよいよ土地探しをスタートするタイミングです。
予算配分や設計デザイナーは決めたでしょうか?まだのようでしたら、もう一度立ち止まってこちらの記事を見てください。
まず土地を探す前に、どんな町に住みたいか、どんな暮らしをしたいかをある程度決めておかなければなりません。
例えば、交通の便が良く、少し歩けば公園があり子供達が元気に遊べる場所がある。普段の生活必需品を売っているお店が近くにたくさんある。休日は庭で子供達と遊んで、大きな空間のあるリビングで楽しく食事がしたい、といった具合です。
他には、住みたい土地の治安や学校など教育施設の方針。実家との距離やクリニックなどの充実度といったものが指標となるでしょう。
またおすすめなのが、その街をじっくり散歩することです。街並みは綺麗か、ゴミは落ちていないか。歩いていて住民は挨拶はしてくれるか。また、スーパーなどをのぞいてみるとその町の住民の意識の高さが分かります。
土地の価格
上記を紐解くと、予算の関係もありますが、近隣のスーパーなどが充実していて、ある程度大きな土地ということになります。
例えば施工事例が多い世田谷区では、坪単価230万円程度ですので、土地購入予算が5,000万円だとすると、21坪程度の広さの土地になります。
建ぺい率は一般的に50%〜60%ですから、仮に60%とすると12.6坪の建築面積になります。けっこう狭いですね。世田谷区で30坪程度の宅地を探すのはなかなか難しく、物件数もあまりありません。
ここで一つの判断が求められます。狭小住宅を快適に作るか、それとももっと広い土地が確保できる地域に変えるか。
考え方次第なので何とも言えませんが、それぞれの目的に沿ったベストな選択をしてくださいね。
掘り出し物件はない
筆者は過去に店舗物件の依頼を多く受けてきましたが、多くの依頼者が掘り出し物件を求めてきます。駅前の立地で、手頃な広さで割安な物件です。
住宅にも同じことが言えます。
そんなに都合よく物件が入るなんてありません。入るとしたらよほどの事情がある場合か悪い事をした場合ですね。
なぜそういった思考になるかと言いますと、目的を見失っている場合が多いのです。
例えば、本来の目的である「快適な暮らし」を忘れて、資産価値やコストに対して不必要に意識してしまっているのです。
もちろん予算に限りがありますので土地が安く入手できるのは魅力的です。しかし直接地主と交渉しない限りそれはあり得ません。仮に地主が安く放出しても、不動産会社がその差額となる利益を乗せてお客様に販売することになるでしょう。
やはり世の中には適正価格というものがあります。そして、それに応じた予算が必要なのです。
依頼するのも一つの手
多くの方が athomeのような大手ポータルサイトを利用し、また、不動産会社に依頼されている事でしょう。
問題は依頼した相手が、あなた自身の「目的」「要望」「利便性」などをしっかり理解しているかどうかです。
ただ単に、予算と広さとおおまかな場所だけで探しているのではないでしょうか?それではなかなか見つからないのも頷けます。
依頼する相手は、目的などをしっかり理解した上で、多くの情報を保有しフットワークが軽い業者が良いでしょう。また、良さそうな土地が見つかったら、すでに決定した設計デザイナーに一度チェックしてもらいましょう。
物件は出会いと言われています。私たち TOKYO DESIGNER'S でも土地探しの依頼を受け付けております。いつでもご連絡ください。こちらのフォームからお問い合わせください。
みなさまが良い土地と出会う事を願っています。
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